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https://w.atwiki.jp/msse/pages/37.html
0x80070002エラーが出て定義ファイルが更新できないのですが? Microsoft Security EssentialsはMicrosoft Updates (MU) serviceを使用し、ウィルスとスパイウェアの定義ファイルの更新とMicrosoft Security Essentialsの更新を行います。 定義ファイルの更新や、Microsoft Security Essentialsの更などの失敗は、通常このサービスが原因です。結果、“0x8*******”エラーが発生します。 もし、これらのエラーに遭遇したらエラー番号を記録し、次の方法を試してください。 Step 1 Microsoft Update (MU)サービスを再起動します。 Windows XPでは、「スタート」をクリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択し、「services.msc」と入力し、ENTERを押します。 「Automatic Updates」を右クリックし、「開始」を選択します。もし「開始」を選択できない場合は、「再起動」を選択します。 Windows VistaとWindows 7では、「スタート」をクリックし、検索ボックスに「services.msc」と入力し、ENTERを押します。 「Windows Update」を右クリックし、「開始」を選択します。もし、「開始」を選択できない場合は、「再起動」を選択します。 Step 2 Microsoft Update (MU)エラーの障害対応 次ののMicrosoftのWebサイトにアクセスします。 「Windows ヘルプと使い方」のWepページで、エラーコードを入力します。 次の手順を繰り返し試してください。 ウィルスとスパイウェアの定義ファイルの更新をするために、更新タブを選択し、更新ボタンをクリックします。 Microsoft Security Essentialsを更新するために、ヘルプメニューかたMicrosoft Security Essentialsの更新をクリックします。 Step 3 もし問題が続く場合は、オンラインで状況を報告します。 Microsoft Security Essentialsで遭遇した問題のサポートを受けるためにMicrosoft Security Essentials supportのWebサイトにアクセスします。 問題リストから遭遇した問題に最も近いカテゴリを選択します。 次に、受けたいサポートの種類を、コミュニティ又はメールから選択します。 もしコンピューターが感染していると思うなら、コミュニティーフォーラムか電話さぽーとを選択します。 Communityフォーラムにアクセスしたら、「フォーラム」をクリックし、フォーラムに行きます。 メールでのサポートを選択したら、「メール」を選択し、メールフォームに必要事項を入力し、送信します。 情報源 Microsoft Security Essentials error code 0x80070002 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sasasa123/pages/452.html
10分の1引いたら何もできない砲 テト譜 皐月積み テト譜 派生一覧 テンプレ概要 10分の1引いたら何もできない砲1巡目全ミノ設置から、95.91%でパフェの取れる理想形を目指して積んでいく。妥協形ではTSDになる 皐月積み1巡目Jミノホールドにより、理想形のセットアップ率がさらに上がっており、TSTの撃てる妥協で補完がとれるようになっている その他
https://w.atwiki.jp/sumabyono/pages/24.html
装備のチュートリアル。 キャラ画面から武器と防具を装備しよう。 訳文 タイトル 装備の保持 あなたの手にブーツを着用しないでください。 結局のところ、三角コーンはどこに置くのですか? スタート時 1頁目 ダンジョンを旅している間、さまざまな武器や防具に出会うことがあります。 これらの武器や防具の多くは、あなたが最初から持っている物よりも優れています。成功の鍵は、可能な限り、道具をアップグレードすることです。 2頁目 あなたの隣にはメイスがあります。 それを拾ってください。 メイスを拾った後 3頁目 今、あなたはメイスを持っているので、私たちはあなたの装備に加えなければなりません。 画面の下部にあるキャラクターボタンをマウスでクリックするか、Cキーを押すと、キャラクターパネルが表示されます。 キャラクターパネルを開いた後 4頁目 これはキャラクターパネルで、キャラクターの属性を見ることができ、武器や鎧を装備することもできます。 適切なスロットに武器や鎧を置くことで、武器や防具を装備することができます。 5頁目 パネルの下部に、統計情報が表示されます。 統計には、主属性と副属性の2種類があります。 6頁目 主要属性(たくましさ、聡明さ、狡猾さ、敏捷性、頑強さ、そして手腕)は、あなたのパフォーマンスに直接影響しません。 しかし、それはあなたの二次統計量の計算に使われます。 例えば、カウンターアタック率は、あなたの敏捷性と狡猾性から計算されます。 7頁目 あなたの二次属性には...あらゆる種類のものが含まれます。 任意の属性にマウスカーソルを合わせると、その属性を確認できます。 8頁目 つまり、すべてが何をしているかを知る必要はありません。 パネルの数字が高いほうが良い数字であることを理解してください。 あなたは数字が下がらないように、上げていってほしいのです。 9頁目 さあ、そのメイスを適切なスロットに入れて装備してください。 メイスを装備した後 10頁目 装備から鉄のメイスを外してください。 メイスは目的を果たしました。 メイスを装備から外した後 11頁目 私たちはこのキャラクターをあなたのために作ったとき、剣と敵を選びました。 もっと適切なものが見つかるか見てみましょう。 剣を拾った後 12頁目 素晴らしい! 今すぐ木の剣を装備してください。 剣を装備した後 13頁目 今度は鎧が必要です。 適切なものを見つけてください。 三角コーンを拾った後 14頁目 これは三角コーンです。 非常に貧弱なヘルメットですが、私たちはあなたが装備できないアイアンメイスにこのチュートリアルの為のお金をすべて費やしてしまいましたので、これを使うしかありません。 三角コーンを装備した後 15頁目 あなたは準備できています。 そのモンスターを殺しに行ってください。 ディグルを倒した後 16頁目 1体のディグルが死んで、1つのチュートリアルが終わりました。 あなたはこのような短い任務をこなしていきます。 原文 タイトル Equipment Maintenance Do not wear boots on your hand. After all, where would you put the traffic cone? スタート時 1頁目 While journeying through the dungeon, you may encounter a variety of weapons and armour. Many of these weapons and armour are better than what you start off with, and a key to success is upgrading your equipment whenever possible. 2頁目 Next to you is a mace. Pick that up. メイスを拾った後 3頁目 Now that you have a mace, we need to put in into your equipment. You can open up the character panel by pressing C of by clicking the Character button on the bottom of the screen with your mouse. キャラクターパネルを開いた後 4頁目 This is the character panel, where you can see your character s attributes and can also equip weapons and armour. You can equip weapons and armour by depositing them in the appropriate slot. 5頁目 On the bottom of the panel, you can see your statistics. You have two types of statistics primary attributes and secondary attributes. 6頁目 Primary attributes - burliness, sagacity, caddishness, nimbleness, stubbornness and savvy - do not directly affect your performance. They are, However, used to calculate your secondary statistics. For instance, your counterattack percentage is calculated from your Nimbleness and your Caddishness. 7頁目 Your secondary attributes include... all sorts of stuff. Run the mouse cursor over any attribute to see what it does. 8頁目 That said, you don t really need to know what everything does. Simply understand that higher numbers in the panel are better numbers. You want things to go up, not down. 9頁目 Now, equip that mace by depositing it in an appropriate slot. メイスを装備した後 10頁目 Remove the iron mace from your equipment. It has served its purpose. メイスを装備から外した後 11頁目 When we created this character for you, we chose swords and exes. Go see if you can find something more appropriate. 剣を拾った後 12頁目 Excellent! Now equip the wooden sword. 剣を装備した後 13頁目 Now you just need some armour. Go find something appropriate. 三角コーンを拾った後 14頁目 This is a traffic cone. It s a very poor helmet, but we spent all our money for this tutorial on that Iron Mace you can t use... so it will have to do. Equip it on your head. 三角コーンを装備した後 15頁目 You re ready to go. Now go kill that monster. ディグルを倒した後 16頁目 Another Diggle dead, another Tutorial complete, You re making short work of these -well done!
https://w.atwiki.jp/dekinaisao/pages/27.html
※EXは主に取得した技能をまとめたもの P:パッシブ表記 ★MAXSP1000 スキルの名称は人によって違う模様 スキル区分 開放条件 レベル スキル名 効果 盾 初期 1 P ク、クロコダイーン!! 防御時のDEF補正が1.5倍から2倍になる 2 ギガブレイクでこい! 仲間をかばえる 3 P たくましくて堅いクロコダイン 防御時にDEFが3倍になる 4 P 貴様ごときにこの補強☆工事が破れるかヌァァン!? 盾の効果が倍になる 5 意外ッ! それは盾ッ! 盾で殴る。盾の防御力がダメージになる 硬直1T 盾(真) 盾100 5 P 竜闘気 防御時にDEFが6倍になる ★カウンター 盾(真)100 盾(極) 盾(真)100 5 P 攻防一体 武器の補正がDEFにもかかる様になる ★フルアーマー 盾(極)100 片手剣 初期 1 短剣 初期 1 槍 初期 1 メイス 初期 1 撲殺 攻撃に+1000 硬直0T 2 アーッ! 安価成功で半分の威力でもう一度攻撃できる 3 ☆パリイ☆ カウンターができる。成功するとダメージ二倍 硬直3T 4 ピヨピヨハンマー 安価成功で相手を気絶させる。 5 左右の頬を殴りなさい 二回連続攻撃 硬直0T メイス(真) メイス100 左右頬打下顎頭頂部叩 四連撃出来る 硬直2T 二刀流時硬直1T メイス(極) メイス(真)100 1 P 我がメイスは天地に一つ 装備しているメイスの攻撃力が二倍になる。 ★二刀流 メイス極100 1 P 速く! もっと速く! 連続攻撃系統の硬直が1T少なくなる。(メイスを二本装備時のみ) 2 信じられるか・・・?これ実は片手なんだぜ 8連撃 硬直1T 3 音撃打 火炎連打の型 16連撃(メイスを二本装備時のみ) 硬直2T 変身 二刀流600 両手剣 メイス80 索敵 初期 1 邪気眼(偽) 相手のHPがわかる 2 待て、これはザビ子の罠だ! 安価で罠を見破れる 3 きさま! 見ているなッ! 安価で隠れている相手を発見できる 4 このプレッシャー…敵か! 安価で奇襲を察知できる(が、防げるかは別 5 感じるぞハート!! 安価でどこで戦闘が起きているかわかる(そんなに遠くまではわからないよ! EX P あれれ~?おかしいな~? 安価で罠、隠れている相手、奇襲を見破れる 司令 索敵100 5 P 小隊長 PTメンバーのステータスをアップさせる(具体的には一番低い能力分) とにかく拷問 司令100 5 P マジカル☆逮捕術 対人スキル 相手のHPを0にした時に殺さずに捉えることが出来る。 隠密 初期 1 \アッカリーン/ 安価で隠密できる 2 後ろがガラ空きだぜ! 隠密中に二倍のダメージを与える。(スキルは使えない) 3 - 隠密中に四倍のダメージを与える。(スキルは使えない) 4 他愛なし… 隠密中に八倍のダメージを与える。(スキルは使えない) 5 私バジーナ、今あなたの後頭部にメイス振り下ろしてるの 隠密中に三十倍のダメージを与える。(スキルは使えない) 潜入 隠密100 5 P 映画版の出来杉枠 隠密が必ず成功するようになる 追跡 初期 3 どこへ行こうというのかね 相手を逃がさない(こっちが容認したときは例外 5 P 君は僕の手のひらの上に居るんだ 相手がどこにいるかわかる+相手を逃がさない(こっちが容認したときは例外 スカウト 追跡100 5 ばっかもーん!そいつがルパンだ! 変装ができるようになる。殴られたりすると解ける 体術 初期 1 P もっとだ!もっと輝けッ! プレイヤー相手だと全ステータス+100 2 P アクセス SPDが+50される 3 P 男なら鋼の肉体で来いよ!ベネット! 武器がなくても戦える。 4 蹴り、それは青春 蹴りを放つ。プレイヤーをひるませる。相手を1ターン行動不能にする(相手よりSPDが高いと有効。硬直0T 5 ティロフィナーレ(手刀) 対プレイヤー用スキル。ゼロ距離で相手を手刀で貫く。安価によって相手は死ぬ。硬直0T CQC 体術100 P:俺がCQCだ 対人戦闘で武器未装備の場合、攻撃時(スキル含む)に相手を気絶させる 聞き耳 初期 2 その壁|ω・`)薄いです 壁越しに会話等を聞くことが出来る。 投擲 初期 5 そぉい! アイテムを投げることが出来る 投剣 初期 軽業 初期 5 P バジーナはダンスをやっているからな 回避安価が下3~5ゾロ目になる。 NINJA 軽業100 識別 初期 5 P これ進研ゼミでやった敵だ! 敵(モンスター)のステータスがわかる。 鍛冶 初期 料理 初期 釣り 初期 5 - 特になし ゲーマー 不明 5 - 特になし ★創造 ゲーマー100 1 気高き獅子心 自分のSTRを倍にするスキル。重ねがけ可能。 ★DARKSOULS ゲーマー100 ★宝具 ゲーマー100
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/2190.html
『―――どうしても守りたかったモノなのに、いつだって守らなきゃいけなかったモノなのにどうしてどうしてどうしてどうしてッ!! …どうして、こんなことになる……どうして、こんな、答えが……!』 全てが終わったら、彼女たちと星を見たいとか。 帰ったら、仲間と一緒に悪ふざけをしたいとか。 明日にはまた、違う一日が始まるとか。 そんな普通の日常を、 そんないつもの風景を、 そんな小さな幸せを。 特別なことがなくても笑顔がこぼれてきたり、 嫌なことがあってもふと忘れてしまったり、 譲れない意地を張りあって泣いてしまったり。 誰もが心から笑って、 触れた手の温かさに安らいで、 そんな、温かい幸せで満ちていた頃。 そしてそれは、何の音も立てずに壊れてしまった。 『何も分かっちゃいなかった何も理解しなかった何も考えなかった何を……オレは何をしていたんだ……オレ、は。 違うじゃないか嘘じゃないか偽りだろうが!変えて見せろよ、この真実を!! こんな真実があってたまるか!こんな、嘘に塗れた証明が、あってたまるか!!』 真っ白な部屋で愛想笑いを浮かべ、俺は左手で敬礼をする。 そして、つらつらと事務的な言葉を並べると、向かい合っていた二人の軍人は ほっとしたように笑い、茶色の薄い封筒を差し出した。 俺はまた笑うと、その封筒を受け取った。 『…うううぅゔぐぁぁあ゙あ゙あ゙!!――怨むぞ、怨むぞネウロイ!!どうしてオレを殺さなかった! 何故未来を奪った!どうして、この右腕と共にオレを殺してくれなかった!!』 得た物は黄金の飾りと揺るがぬ地位。 失くしたモノは己の誇りと小さな一。 『ネウロイよりも何よりも、オレは、オレを殺してしまいたい』 ◇◇ ◇◇ 第501統合戦闘口腔団へ正式に赴任したこの男の最初の要望は、 一緒にご飯を食べてください。と、なんとも拍子抜けするものだった。 エーリカ「いっただきー!」 俺「…………」 皿の上の最後の芋がタッチの差でエーリカに奪われる。 行き場を失ったフォークがカチン、と虚しい音を立てて皿とぶつかった。 エーリカ「…にぃにぃ、今すっごい顔してるよ」 エイラ「オマエ本当にウィッチナノカ?怖すぎダロ」 エーリカの口に消えた芋を今だ見つめ続ける俺は、まずカタギの顔をしていない。 極悪人か、殺人鬼か。元々の顔も充分怖いのに、今の顔は恐ろしいに入るかもしれない。 俺「エーリカ、その芋は本当に最後の芋だったんだぞ……もう全て食べてしまったんだぞ……」 エーリカ「え?ウルスラの持ってきた芋全部食べちゃったの?」 宮藤「はい。あとお米もありません」 ミーナ「そういう訳なので、朝食が終わったら全員ブリーフィングルームに集まってください」 ◇◇ ◇ ミーナ「ということで、臨時補給を実施することになりました」 少なめだった朝食を終えると、どうやら補給をする事になったらしい。 食糧などが足りないと聞き、ふと謹慎中のことを思い出す。 おいしそうな匂いだったが、とても食べる気になれず、全て魔法で分解していたのが申し訳なかった。 ミーナ「――ロマーニャの土地勘があるのはルッキーニさんなので、この任務は二人にお願いします」 リーネ「えっ」 シャーリ・ルッキ「了解!!」 坂本「敵の襲来がいつ来るか分からんので人数が出せなくてすまんな」 謝る坂本と反対に、ぴょんぴょん跳ねて喜ぶルッキーニと嬉しそうに大事は無いといった感じに話すシャーリー。 トラックで補給なんて懐かしい。まあ補給なんてものでもなかったが… そんな感じにぼうっとしていると、不意に声がかけられた。 ミーナ「では宮藤さんと俺さん。お願いね」 宮藤「はい!」 俺「――む?」 リーネ「私は待機なので、俺さんお願いします」 突然の指名に目を向いて固まる俺の袖をリーネが引く。 困ったように笑うリーネからミーナへと視線をずらすと、彼女はふっと微笑んだ。 俺「え、あ…いいんでしょうか?隊長」 ミーナ「ええ、もちろんよ。何か問題でも?」 俺「しかし……」 坂本「三人を頼んだぞ」 俺「…了解」 あまりにもまっすぐ目を見られたので、そのまま頷いてしまった。 どうにも熱い何かが込み上げて来る。 人として扱われるのはこんなに嬉しいものだったのかと思うのと、 こんなに普通に扱われていいのだろうかと迷うのだ。 しばらくは慣れないだろうなと、俺は一人苦く笑うのだった。 ◇◇ バルクホルン「まったくハルトマンめ!食事の後にすぐ寝るとは……牛になるぞ!」 宮藤「朝食の時はいたのに……」 俺「まったく、エーリカらしい」 バルクホルン「大尉!それですませないで頂きたい!」 俺「はは、申し訳ありません」 むっとした感じのバルクホルンに小さく笑って頭を下げる。 すぐにそっぽを向かれるが、今では可愛い仕草としか思わない。 宮藤「私先に行きますね!」 部屋まで後少しの所で宮藤が走っていく。 相変わらず空気に敏感な子だと思う。 バルクホルン「あ、宮藤?」 俺「大尉」 バルクホルン「ん?何だ俺大尉」 俺「赤鼻で構いませんよ」 バルクホルン「……うう、そ、そういう訳にもいかんのだ」 宮藤がノックを繰り返すが、どうも返答が無いようだ。 困ったように腕を組み、扉を睨んで唸っている。 俺「いいんです。もう意味が違うんですから」 バルクホルン「…俺、一つ言っておくがな」 俺「何でしょう」 バルクホルン「一つの言葉にあまり意味を詰め込むな」 それと同時に部屋の前に着いた。 それだけを聞いた宮藤はきょとんとしていたが、何故かなるほどといった顔をしている。 そして一人で固まる俺。どうやら考え込むと固まるようだ。 バルクホルン「起きろ、ハルトマン!」 エーリカ「うえー……あと九十分………」 バルクホルン「兵は神速を尊ぶのだ。さっさと起きろ!」 方やきっちりかっちり、質素なまでに何も無いバルクホルン側。 そして一度俺が片付けたのにもう元に戻ったエーリカ側。 エーリカ側に踏みいれると、なんとなくバルクホルン側が輝いて見えた。 宮藤「あの、お買い物に行くんですけど、何か欲しいものありますか?」 エーリカ「おかし!」 即答である。 バルクホルン「――お前に必要なのはめざまし時計だッ!」 エーリカ「ええー!?おかしおかしおかし~~!!」 バルクホルン「ええい、うるさい!」 枕に顔をうずめてわめくエーリカを尻目にバルクホルンと宮藤は出て行ってしまう。 ううと唸って、まだ顔を枕に押し付けるエーリカに近付く。 エーリカの部屋はベッドだけは綺麗だった。 そこに座って頭を撫でる。二、三撫でるとエーリカはそっと顔を上げた。 俺「あまり困らせては駄目だよ」 エーリカ「…にぃにぃが言えた事じゃないよ」 俺「エーリカ」 エーリカ「……理不尽だぁ~」 ごろりと仰向けになって俺の右手を取る。 ついでに白布も外され、軍服も脱がされ、肩のシャフトを入れられた。 バチンと爆ぜるような音と共にめまいがしたかと思うと、頭に数字と文字とが羅列する。 ―――Azoth…魔導経路アクセス承認.神経接続速度順調..73.6628915xX...誤差修正.. Viel Glück.――― エーリカ「たまには普通の人らしく歩きなよ。これ、目立つし」 俺「そうかな」 エーリカ「そ、にぃにぃが思ってる以上にね」 撫でる手を止め、俺が立ち上がる。 簡単に右手の動作を確認すると、床に落ちていたレポート用紙に何かを書き込む。 そのままドアノブに手を掛けた所でエーリカに呼び止められた。 エーリカ「欲しい物言ってもいい?」 俺「ああ。何が欲しい?」 エーリカ「……アイスクリーム」 俺「ふむ、溶けてしまうな」 エーリカ「今度作ってよ」 俺「エーリカが良い子にしていたら作ってあげるよ」 そう言って部屋から出る。 バルクホルンの姿はすでに無く、宮藤だけが待っていた。 宮藤「何を話してたんですか?」 俺「ん?それほどの事じゃないさ。それよりそれ、貸してもらえるかい?」 宮藤の持つメモ帳を指す。 色々と欲しい物が並んでいるが、真ん中らへん、枕の辺りで筆跡が代わっていた。 宮藤「あ、はい……何を書くんですか?」 俺「最近甘い物が欲しくてね。バッチが食べたいんだ」 宮藤「…俺さんでもそういう時ってあるんですね」 俺「はは、変かな?」 宮藤「うーん……あ、ちょっと分けてください!」 きらきらした目で宮藤が隣に来た。 並んで歩き、準備をするまで少し話をした。 こちらの甘い物は甘過ぎて少し苦手だとか、お菓子を作れることだとか。 今度一緒にお菓子を作ると約束した所で外に着いた。 ◇ 俺のいなくなった部屋でレポート用紙をまとめながら寝転がる。 稼働時間は魔法力との連動だから問題は無い。 動作も、関節がしっかりしているのから違和感は無いはず。 エーリカ「良い子にしてたら、か」 オイルも問題なし。駆動音も気にならない程度。 稼働のON、OFFは俺の意識に任せていればいい。 エーリカ「言えるわけないじゃん。欲しいものなんて」 空気を変えようと窓を開けると、ちょうどシャーリーが車両を出した所だった。 バルクホルン側と唯一共有しているテーブルの水差しを取る。 コップに注ぐとほのかに柑橘類の香りが漂った。 こういう小細工をするのは宮藤やリーネ、それか俺。 もしかしたらバルクホルンかもしれないが、どうでもよかった。 エーリカ「昔の貴方が欲しいって言ったら、俺は怒るかな」 それとも、困ったように笑うだけ? エーリカは一つ溜息を吐くと、コップの中の水を飲み干した。 ページ先頭へ
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映像 ウェブカメラで撮影した映像を、ニコ生に流すことになる (PSPはテレビに繋ぐことが出来ますので、こちらを参考にしてください(未作成です +なお、DSなら偽トロキャプチャーを使う手もある 偽トロキャプチャー とは、ニンテンドーDSを改造してPCに映像を出力出来るようにしたもの DSとDSiでやることが出来る 改造するので、メーカーサポートをうけられなくなります(修理サポートが使えなくなります) 中古販売もできなくなります Q.「改造って違法じゃないの?」 A.「あなたがディスプレイに保護シールを貼ってるのも改造ですよね?」 Q.「え?改造って違法じゃないの?」 A.「法律に違反していることを違法と言うんですが、どの法律に違反していますか?」 Q.「私にも改造できますか?」 A.「私はあなたではないのでわかりません」 Q.「難しそうです」 A.「ミスったらDSひとつゴミになるからおとなしくウェブカメラ使ったら?」 音声 イヤホンを使えるゲーム機(DSなど)ならライン入力で直接いれることができる(未作成です マイクで拾う(未作成です(手軽) PC音とマイクの音をミックスして流す(未作成です コメント関連
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■クリアできるんだけどクリアしない人たち ゲームがクリアできない、途中でやめてしまうという人、いませんか? それもゲームが難しい、つまらないといったことではなく、ゲームは好きでクリアしようと思えばできるが、なんとなくやめてしまう。そういうことは意外とあるような気がします。ここでは、なぜかゲームがクリアできない症例を検証していきたいと思います。 ■プレイ中に素になる病 「これっておんなじことの繰り返しだけど、本当におもしろいのだろうか?」。RPGの経験値稼ぎをしていて、ふと気がつくことがあります。 本当にゲームがおもしろく感じられるときは、何をしていてもおもしろいものです。移動してるだけでなんだか楽しい、戦闘で勝利をしたときのキャラクターのポーズを何度も見たくなる、アイテムを取るときの音さえ気持ちいい。 しかし、ふと気がつくことがあります。テトリスでずっとブロックを積んでは消していく作業をもう3時間も続けているけれども何の意味があるんだろう。意味を考えてしまった時点で、ゲームの世界から現実世界へ引き戻されているといえるかもしれません。ゲームにかかった魔法が解けると、あれだけプレイ中に待ち焦がれていたテトリス棒すら、ただの棒になってしまいます。 http //news.ameba.jp/20111130-137/ まさにいま。 ネトゲは終わりがないから、素になった瞬間に休止すべき。 新しいダンジョンのテスト鯖も終わって近いうちに本鯖に実装されるんだろうが、残念なことに今は素の状態。 更新日:2011/12/04 13 58 COMMENT欄表示 name comment すべてのコメントを見る
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状況証拠 そろそろ帰ろうかな……。 少しの集中力の低下と、かなりの空腹をこれ以上放置するわけにもいかず、読んでいた本から顔を上げた時、かがみの嗅覚は秋の味覚の匂いを捉えたのだった。 週末。 土曜日。 かがみは自転車でこなたの家へと来ていた。 「朝も早よからご苦労だねー」 出迎えたこなたが言う。これは歓迎の意を表しているのかどうか、かがみは疑問に思わずにはいられない。 「いや、あんたが呼んだんだろ?」 かがみが泉家の敷居をまたいだのは午前九時。確かに早い。 「いやー、かがみの家だと色々と主導権を握られちゃってねー」 「宿題を写させてもらうのに支障が出ると?」 「あ、あははは……」 こなたときたら、誤魔化し笑いのついでにあくびまでサービスする。 「あんた、ちゃんと寝たの?」 「うん一応」 「一応ね……」 来客の予定に自重する程度には、といったところだろうか。 「ほら、さっさと始めるわよ。私だってまだ手をつけたばっかなんだから」 そう言って廊下を先に歩くかがみ。こなたは靴を揃えてやってからそれに続く。 「つかさは?」 「まだ寝てる」 「だよねー。宿題は大丈夫かな? 私が心配するのも変だけど」 「帰ったら尻拭い確定ね」 「大変だね~。家出しちゃえば?」 「極端なこと言うな。むしろ誰かさんが自助努力して、負担を軽減してくれれば助かるんだけどね」 こなたの部屋のドアを開けるかがみは、横顔の目が座っている。 「むう~、かがみのためとあらば、頑張らねばなるまい」 そんなこなたの一大決心(?)とともに始まった対宿題戦は、思いの外早く午後1時には片付いてしまった。こなたの奮闘ぶりを珍しくかがみが褒める。 「さすがに一夜漬けが得意とあって、短時間の集中力はなかなかね」 「ふっふっふ、本気を出せばこんなもんよ。問題は長続きしないことと、覚えた事をすぐ忘れちゃうことなんだよね」 「それは問題だ。大いに問題だ。断じて改めろ」 そう言いながらかがみはふと、努力は惜しまないがなかなか結果に繋がらないつかさとの比較をしてしまう。そもそも、もう起きているだろうか? 「つかさにも見習ってほしいわね。あんたもあんたで、つかさを見習ってほしいんだけど」 「また謎なことを言うね~。じっちゃんの名にかけて、その意味するところを解けというんだね?」 「『こなちゃんのくせに』って言われない程度にはなりなさいってことよ。さて……」 かがみ、妙にそわそわした様子を見せる。 「お昼かい、かがみ?」 「もう一時よ。当たり前でしょ」 「クラッカーにする?」 「いや、まともなものが食べたい。ていうか、あんたはお腹減ってないの?」 「かがみとは生活のサイクルが違うし」 「そうだったわね。ごめんね、私のサイクルに合わさせちゃって」 「いーえぇ。それに元々小食だし」 「コロネ一個でもつものね」 「寝食を忘れちゃうこともしばしばだし」 「勉強と宿題もな」 「自分より、ゲームキャラの食糧確保に奔走したり」 「さしあたり、私の食糧確保に助言してくれるとありがたいんだけど」 「かがみを操作できる?」 目を星だらけにして握り拳のこなたが迫る。 「だとしたら何をさせたいんだ?」 「アンナコト、コンナコト、イケナイコト」 「帰っていい?」 丁度ノートや教科書をバッグに戻したところだったかがみが、立ち上がって言った。 「あ゛~~、タンマタンマ」 こなたは抱きついてでも止める。 「宿題終ったんだし、私は用済みでしょ」 少しとがらせ気味の唇が、拗ねたように言う。 「も~、分かってないなあ」 肩や二の腕にすりすりしながら、こなたが言う。 「かがみと遊ぶ時間がほしくてかんばったんじゃないか」 そう言ったらかがみの顔に朱が差した。 ツンデレキタ!? 「私がいないとなれば、つかさが一人で頑張るかもしれないからね」 「そうだねー」 「べ、別にあんたのためじゃないんだからね」 「お約束通りのセリフをありがと」 というわけで二人は昼食を買い求め、泉家を出る。 秋めいてきた空と街と空気が、外歩きにはこの上なく心地よい。 夏よさらば。悲しいかな、出会いの季節は去った……。 まあ、退屈だけはしないからいいんだけどね。 隣で揺れるアホ毛を見ながら思う。 「弁当じゃないんだ」 視線に気付いたこなたが問う。 「まあ、ね。途中で買うこともできただろうけど、どれくらいお腹が空くか予想がつかなくて」 「それって今年何度目かの……」 ……ダイエット? 声に出さず、口だけ動かして言うと、かがみの顔に悲壮かつ壮絶な表情が浮かぶ。 「体重計が秋を先取りしちゃったか」 「どうせ私は馬よ……」 肩を落として、怪談シーズンに遅れてやってきてしまった幽霊のように生気のない顔で歩くかがみが気の毒になってしまったので、こなたはこう言う。 「わ、私もやろうかな」 幽霊がこちらを見る。 「あんたに必要なのは、縦方向の逆ダイエットでしょ」 「それが出来れば苦労しないよ」 「私も同じよ」 「なるほど」 こなたには初めてダイエットに関する実感のようなものが湧いた。 「よく分かった」 「まあいいじゃない。需要あるんでしょ」 「アレは自分で言うから慰めになるんだけど……」 コンビニの前を通り過ぎ、スーパーの方へ歩き続ける。軽食ならそちらの方が安くて量も多いものが、惣菜コーナーに置いてある。 「値段はともかく、量は別にね……」 そう言うかがみは、小食のこなたをして「これだけ」と思わしめるほどしか購入しなかった。 昼食が済んでしまえば、やることもない。 二人して漫画を評論したり、ゲームをしたり。やがてこなたの一人プレイとなり、かがみは持ってきた本を開く。異変らしい異変といえば、かがみがおやつをつままなかった事くらいだろうか。 やがて夕刻となり、かがみが立ち上がる。 「そろそろお暇するわ」 「ああ、もう?」 こなたはゲームを止め、時計に目をやる。 6時35分。夕焼け小焼けでまた明後日といった感じの時刻だ。 「あれ?」 読んでいた本をバッグに仕舞ったところで、かがみは嗅覚が捉えた秋の味覚が、やはり錯覚ではないことに気付く。 「いい匂いがするわね」 窓を開け鼻で深呼吸し、左右を見渡す。 「どこかの家が松茸ご飯を炊いてるみたいね」 「ああ、それウチ」 「え?」 自分の顔を指差すこなたは、ずっとゲームをしていた。ということは……。 「準備はおじさんがしてるの?」 「うん。先月出した本が予想より売れてね。国産モノを奮発したんだって」 「へー」 いいわね、と言いかけた言葉を慌てて飲み込む。それではまるでご相判預かりたいと言わんばかりではないか。 「よかったわね、いっぱい売れて」 松茸ご飯ではなく売り上げに対して言うことで、これを切り抜ける。あ~、お腹減った……。 「お父さんの場合、趣味に消えるお金が増えるだけなんだけどね」 「あんたがバイト始めた動機も同じようなものだったわね」 「松茸は買わなかったけどね」 廊下に出てもなお話す。 「手伝わなくてよかったの?」 「かがみが来るって言ったら、俺がやるからいいって」 「あー、そうか……」 ありがたいし、悪いとも思うのだが、何か微妙にウラがありそうに感じるのは気のせいだろうか? 「おじゃましました」 泉家は二階にキッチンがあるという特異な構造なので、階段のところで二階にいるであろうそうじろうに辞去を告げる。すると慌てたような足音とともにそうじろうが階段の上の現れ、手招きする。 「かがみちゃん、ちょっとちょっと」 「何ですか?」 和服の上にエプロンで頭巾という奇妙ないでたちのそうじろうについてキッチンまで行くと、それがあった。 「?」 二重にしたボウルの間に氷水を入れ、内側のボウルには炊きたての松茸ご飯が湯気を立てていた。冷凍保管するための処置のようだが……? 「いやー、炊きすぎちゃってね。邪魔にならないなら持って帰らないかい?」 「い、いいんですか?」 声が震える。味覚と嗅覚と消化器系の全てが疼く。食べたい! 食べたくて仕方ない! 「じゃあ……いただきます」 「そうかそうか。確かかがみちゃんのところは、今日は三人なんだよね」 両親は神社・仏閣を巡るため東北へ旅行中。長女は出張というわけで、柊家は学生ばかり三人である。夕食の準備はまつりとつかさに任せてある。 それにしても腑に落ちないのは、そのことはこなたが話したんだろうけど、いちいち覚えている必要はあるのだろうかということだった。 「たらふく食べるのには足りないけど、中ぐらいのおにぎりして食べるくらいなら三人分あるから」 「あ、ありがとうございます」 深々と頭を下げる。 「じゃあ、冷えるまで待っててねー」 こなたはそう言って、しゃもじでことさら冷却中の松茸ご飯をかき混ぜ、香りを散らす。虫が鳴かないよう、かがみは慌てて腹を押さえた。 「つまみ食いはダメだよ」 「誰が! こ、子供じゃあるまいし」 「ダイエット中の女の子と、減量中のボクサーほど手癖の悪い生き物はいないって言うけどねー」 サラダ用のプチトマトのヘタをとっていたそうじろうが、手を滑らせそうになる。女子高生の生な会話(??)、ええなー。 冷却が終るまでの間、かがみは椅子の一つに座り、人が変わったようにじっと松茸ご飯を見つめていた。まるで湯気が出なくなる過程を観察するかのように。 「食べたくてしょうがないって顔に書いてあるね」 そう言うこなただが、五感のうちの二つはおろか、消化器系まで疼いたといったらどんな顔するだろうか。 「俺にも見えるぞ」 そうじろうは、かがみがどれほどの苦痛に耐えているかを想像してみる。ダイエットに加え、普通に腹が減る夕刻時。その上ご馳走を前にしてのお預け状態だ。 そうじろうはそれを、実に彼らしい言葉でこう例えた。 「イキたくてしょうがないのに、寸止めされてイカせてもらえない時の顔みたいだな……」 食品用の小さいポリ袋に入った冷却済みの松茸ご飯とともにかがみが辞去すると、泉家では夕食が始まる。親子二人きりの食卓も早十数年。今さら寂しさもないものだが、かがみが帰った直後だけに、食べてけばいいのにと思うところがないわけではない。帰るのが遅くなっちゃうし、まつりさんとつかさが待ってるもんなあ……。 「かがみちゃんとは何したんだ?」 そうじろうが何かを期待して尋ねる。 「宿題やったりゲームしたり、かがみは本も読んでたよ。おとーさんが期待・妄想するようなことは何もなかったから」 目を輝かせるそうじろうに、こなたは釘を指す。本当にぶっ刺したろかと思うほどに。 「そーか……。あの顔に伏線があるのかと思ったけどなあ」 「私がそうさせたとでも?」 「ん~、んなわけないか~」 娘に睨まれ、誤魔化すように手を振る父。白状してどうする? 片付けはこなたが一人でやる。髪をまとめ、食器を水に漬け、スポンジを持ち、洗剤をつけ……。 「今日はいい番組がないな。録画でも見るか」 テレビをつけたそうじろうがぼやく。 「それなら私、BGMにしたいのがある」 未鑑賞のDVDを聞きながら皿を洗おうと、こなたは自室に向かった。 「あれ?」 目当てのDVDを手に部屋を出ようとすると、ベッドの上に見慣れぬ文庫本が転がっているのを見つけた。かがみの忘れ物のラノベだった。 時計を見る。そろそろ家に着いた頃だろう。こなたも自転車で柊家に行ったことがあるから、所要時間は大体分かっている。よし、電話してたまのドジッ娘ぶりをからかってやるか。 「もしもし、泉ですけど」 「あ、こなちゃん」 柊家の電話を取ったのはつかさだった。 「あ、つかさ? かがみ帰ってる? そろそろ着いてる頃だと思ったんだけど」 「お姉ちゃん? まだだけど」 『つかさー、出来たよー』 まつりの声が聞こえてきた。 「あ、ごめんね。そっちはこれからなんだ」 「うん。お姉ちゃんを待ってたんだけど……」 仕方ない、ドジッ娘ぶりは諦めるか。 そう思ってつかさに伝言を頼もうとした時……。 『ただいまー』 かがみの声がした。 「あ、お姉ちゃんだ。替わるね。(声が少し遠くなる)お姉ちゃんお帰り。こなちゃんからだよ」 『ええ!? こなたから?』 かがみはやけに慌てている様子である。さては空腹が限界で、早く夕食にありつきたくて焦ってるな。 そう思ったこなたは、誘拐犯からの電話に臨む被害者家族のように、引き伸ばしてやろうとした。いやむしろ、イキたくてしょうがないのを焦らすように? 「何?」 かがみが電話口に出る。 「やあ、かがみん」 「うん」 「ごきげんうるわしゅ」 「うん」 反応がなんだか淡白だ。ツンデレで空腹ならもっとこう……。 「無事にお着きのようで、お慶び申し上げます」 「そうじゃなきゃ電話になんか出ないわよ」 おー、これこれ。こんな感じ。 「ではかがみ様。バッグの中をご覧ください」 「え!?」 かがみはまたもや、やけにうろたえたような声を上げる。 「何かが足りないはずだよ」 「うう……」 今度は呻く様な声。そんなにお腹が減っているのかな? そしてはじまる長い沈黙。長い長い沈黙。長い長い長い沈黙。長い長い長いなg― 空腹で倒れちゃった? いや、床にぶつかる音とかしてないな。でも音がしないといえば、かがみのお腹の虫……じゃなくて、バッグを漁るような音も聞こえない。 「おーい?」 「はう!!」 大げさに驚くかがみに、こなたの方が手にしたDVDを落としそうになる。 「あの、かがみ? 本忘れていったよ」 「え?」 がさがさ、ごそごそ……。バッグを漁る音が聞こえてくる。やはり最初は探してさえいなかった? それに、かがみが本をしまうところ見なかったっけ? 「あ、本当だ」 ようやくという感じで、かがみはほんの事に気付いた。 「実は二冊持っていったのよ」 「読むの速っ!」 宿題が終ったのが午後一時。それから昼食を買って来て食べて、ゲームした後に読み始めたのだから……。 「それって何て速読法?」 「いや、片方は読み終わる寸前だったのよ。忘れたのは読み終わった方。うっかりしてたわ」 なるほど。かがみが本を仕舞うのを見たのは間違いではなかった。 「萌えないねー、それ」 「何よ?」 「いや、その一冊だけ忘れるって言う中途半端なドジッ娘ぶりが」 「別に、あんたを萌やかすために読んでるんじゃないんだけど」 「どうせならこう、二冊とも忘れたついでに、私の本を本棚ごと持って帰っちゃったとかさ。そんなのよろ」 「それはドジッ娘じゃなくて引越し屋だろ」 「松茸ご飯の香りに惑わされちゃったってっとこカナ?」 「まあ、そんなとこ……。わるい、月曜に学校に持ってきてくれる?」 「いいよ」 「それまでに読んでもらっても構わないし」 「文字ばかりの本はちょっと……」 「おもしろいから、読んでみなって」 「背表紙には<下巻>ってあったような気がするんだけど?」 「<上巻>を買ってきてでも読む価値あるよ」 「挿絵だけ堪能させてもらうよ」 「それが関の山ね」 「それより、長電話いいの? 凶暴なかがみのお腹が、電話を食べたくてうずうずしてない?」 「食うか!」 つっこむ元気はあるらしい。 「でも、あんたがそう言うのなら切るわよ」 「あい」 「月曜、本お願いね」 「あい」 「じゃ」 「あーい」 受話器を置いてからふと思う。つかさとまつりさんが考えた今日の献立は何だろうか? 松茸ご飯に合うかな? まあ合わなくても保管処理はしてあるから、明日にでも食べてもらえばいいでしょ。 そんなことを考えながらこなたが皿洗いを再開したのが、土曜の夜のことだった。 つづく コメントフォーム 名前 コメント 我慢できずに全部食べちゃったかがみん萌えw -- 名無しさん (2008-06-11 00 12 50) 空腹かがみカワユス -- 名無しさん (2008-06-10 06 26 35)
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ネットワーク設定の確認 デスクトップのVMware Playerのショートカットアイコンをダブルクリックして起動します。 作成した仮想マシンを選択して[仮想マシン設定の編集]をクリックします。 [ネットワークアダプタ]の項目を確認します。 デフォルトでは[NAT]になっていると思いますが、環境に応じて[ブリッジ]などを選択してみてください。
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中国女性にとっての日中十五年戦争 九 目をつむっては真実を知ることはできない 最後に最近の私の東洋史概説を聴いた学生の感想文を二つ紹介して本稿の結びに代えたい。ともに日中十五年戦争における日本の加害の歴史を正視することを訴えている。 179 ◇我々日本人は、日中戦争における加害者意識よりも東京空襲や広島・長崎への原爆投下などによる被害者意識のほうが強い。その理由は日本の歴史教育にもよるが、戦闘に参加した人々が人としての道理にもとづく反省をしていないことが大きい。上官の命令だからとか、当時の情勢だからしかたなかったとか、天皇、国のためだったなどと責任を転嫁せずに、事実を事実として認めありのままに伝えることが重要である。日本は侵略戦争をしたというのに、軍人には恩給を支給しているが、日本が被害を加えた国の人々には何も補償していない。この点で他国よりも自国を優先する姿勢があらわれていないか。我々日本人が日中戦争で犯した罪を直視し、それを積極的に公表していくことが必要である。事実は隠すことはできないのだから。(Y.J) ◇日本人は日中の間におきた悲しい現実に無関心である。日本人が大陸でしてきたことを考えると中国・韓国・東南アジアの人々から憎まれても当然であると考える。日本では自分のしてきた歴史的過ちを目をつむってしまうことがよくある。しかし目をつむってしまっては何も真実を知ることも、傷ついた人の心を知ることも、人の痛みを知ることもできないのである。私は講義を受けてすべてのことに無知であった自分に怒りを覚えた。また多くの映像が語っている、また映し出している事柄を恐ろしく思った。人間はいつでも加害者になることができる。私にもあのような残虐な行為をしている日本人の血が流れていると思うと恐ろしさを感じた。しかし、いつも人間があのようではないことを知らなければならない。戦争という狂気が人々をそうさせてしまったのである。日本が中国や他のアジアの人々に残した傷は深く消えることはないかも知れない。だが、彼ら180は新しい関係を私たちと築こうとしている。私たちが彼らにできる謝罪は、賠償の問題だけでなく、自分の国が犯した過ちに目をつむることなく、知らなければならない歴史を知り、二度と不幸な侵洛戦争をおこさないようにすることである。私たちが彼らの傷の痛みを少しでも理解したとき、彼らも本当に心を開いてくれるのではないだろうか。もっと反省の心を一人ひとりがもち、戦争の歴史を理解すべきだと思う。(M・M) ※本稿の五-八は拙稿「中国の女性にとっての日中十五年戦争」(『季刊中国』二六号、一九九一年秋季号)の一部を加筆訂正したものである。 181 目次へ